注文住宅を買おうとしてやめた話

お金

こんにちは、0歳と2歳を育児中のみるです。

今回は私が注文住宅を買おうとして辞めた時のお話をします。

マイホームについて検討中の方がいれば、こんなパターンもあるのねと参考にしてもらえればと思います。

家を買おうと思ったきっかけ

まず家を買おうと思ったきっかけですが、ありきたりではありますが出産です。

結婚して第1子を授かり、人生のステップを考えたときに次はマイホームかなと考えました。

夫に家についてどう思うか聞いたところ、買うなら早い方がいいやろと返事をもらい、妊娠8か月の頃から住宅メーカー巡りを始めました。

はじめての住宅メーカー

はじめてはどうしていいか全くわからず、まずは名前をよく聞く中堅メーカーに向かいました。

営業担当の方は非常に感じよく、モデルハウスもいろいろと説明しながら見せてくれました。

この頃の私たちは全く知識もなく、アンケートにいろいろと素直に書き、ハウスメーカーに在籍するFPさんにお話を聞いたりしていました。

その後、どんな家がいいのか、予算はどれくらいか、土地はあるか等の話をしていきました。

ここまで営業さんは調子よく、この間取りいいですね!予算もおさまります大丈夫です!とばかり言っていました。

で、問題はここから。

いまだにこれが普通かどうか判断はつかないのですが、間取り図も予算書も何もない状態で、営業さんが仮契約を進めてきました。

私たち夫婦は割と心配性なところがあり、さすがに間取り図や予算書が出てから契約したいと申し出、やっとそれらが出てきました。

出てきた間取り図はぱっとしたものではなく、予算はこちらが提示したものよりも1割増でした。

調子の良い言葉の数々とは裏腹な内容と、これらを見せることなく仮契約を進めてきた不信感からこのメーカーさんにお願いするのはやめようと夫と決断しました。

ハウスメーカーめぐり

1社目を断ったところで、ほかの会社もみてみようということになりました。

他の大手メーカーに加え、地元のローコストメーカーを同時進行でめぐりました。

1社目の教訓を活かし、予算は低めに伝え、収入等の話は避けるようにしていました。

4社ほどまわったわけですが、こうなると家づくりに対してどんどん詳しくなっていきます。

ZEH(ゼッチ)や耐震ダンパー、省令準耐火構造、トリプルサッシ、屋根の種類、外壁の種類などなど、、、

家ってお金をかけようと思えばいくらでもかけれるんですね。

私の希望はメンテナンスの少ない家だったため、それを考えると最初に設備にお金をかけることになります。

また夫は間取りに対するこだわりが強く、夫の希望をすべて入れていると坪数が大きくなります。

家づくりについて知れば知るほど、良いものを知っていき私たちの欲望は膨れるばかり。笑

結果として、見積もりはかなり高くつくものばかりでした。

地元工務店で一歩前進

そんな中、実家の近所で建てた家が地元工務店の家でかなり良いとのことで、父母の紹介でその家を見せてもらうことになりました。

家をみてみると本当に素敵で、ぜひ一度その工務店に足を運ぼうということになりました。

実際に工務店に行き話を聞くと、間取り等を提示するには設計費がかかるとのことでしたが、いろいろ話を聞き設計をお願いすることにしました。

予算についてはおそらくオーバーするといわれましたが、希望の家が建つなら二人で頑張ろうという夫の言葉で私も了承しました。

設計をお願いするにあたり、土地の選定が必要だったのですが、私の実家が持っている土地があったためそこに家を建てる段取りでお願いしました。

意気消沈

私の実家が持っている土地は農地だったため、農地転用や造成が必要でした。

まずは造成見積もりが必要だろうということで造成見積もりをとってもらうことにしました。

が!!!!

この造成見積もりしてもらったことで私たちの家づくりは再びストップします。

これまでのハウスメーカーでは土地を見ずにだいたいの相場で造成費を300万としていました。

しかし実際土地をみてもらい出た造成費はなんと700万でした。

もうね、意気消沈ですよ。笑

この地元工務店さんに予算のお話をしたときも、造成費が300万円程度でお話していたため、ここですでに400万円オーバーしているわけです。

このときお腹にいた第1子も産まれて忙しくなってきていて、心がポッキリ折れてしまいここで私たちの家づくりに対する意欲は消え去ってしまいました。笑

家づくりを諦めた結果

結局、1年近く家づくりについて考えてきましたが、現段階では諦めています。

その代わり、アパートを引き払って家族そろって私の実家へと引っ越しました

私の実家には空室がいくつかあったためそこを貸してもらい、現在そこで家族4人過ごさせてもらっています。

とはいってもキッチンやお風呂はひとつのため、実父母に協力してもらいながら生活しているといった状況です。

私の夫が同居に対して理解があり、現在うまく生活できています。

リフォームをしたい気持ちもありますが、なかなか父の説得がうまくいっていません。笑

夫とよく家について話をしますが、もし今後良い建売や中古住宅があれば購入するかもしれません。

もしくは、子供たちも巣立った老後に2人だけで暮らす小さな家を建てるのもいいねなんて話しています。

家を建てることは叶いませんでしたが、実家で実父母の手を借りながら子育てができ、将来夫と仲良く暮らす家の話ができる現状に現在は満足しています。

家づくりを悩んでいる方へ

家づくりって悩むことがたくさんありますよね。

人生で一番大きな買い物になる人がほとんどだと思うので、当然だと思います。

住宅メーカーの方はうまいこと色々と言ってきます。

私たちのときは、どのメーカーの方も変動金利は絶対上がらないと断言していました。

けど今変動金利は上昇していますよね。

営業さんがみんなうまい言葉で騙してくるとは思っていません。

でも営業さんも家を建ててもらってなんぼの世界です。

けれども住むのはあなたたち自身。

住む人が納得できる家になるかどうか今一度感が手見てください。

私たち夫婦は納得できない家にかけるお金よりも老後に二人で楽しむためにお金をおいておこうかと話しました。

マイホームは素敵ですが絶対に必要かどうかは人それぞれだと思います。

マイホームのしがらみに捉われず、ほかにどんな生活スタイルがあるか今一度ご夫婦で意見を出し合ってみてはどうでしょう。

どんな形であれ、家族が健康で仲良く豊かに暮らせることを考えてみましょう。

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